ブラウザのウェブサイトパーミッションとサードパーティ製のサービスについて

プライバシーとセキュリティに関するシリーズも、今回で四回目となります。

こんにちは!Takaakiです。

プライバシーとセキュリティに関するシリーズも、今回で四回目となります。

日本語訳(ありがとうございます!) NEAR Libreproductsさん


本日は、Vivaldiがウェブサイトのパーミッション、広告のためのトラッキングのブロック方法、サードパーティ製のサービスの取り扱いがどのように行われているのかについてお話します。

数あるウェブサイト達は、プライバシーに大きな影響を与える動作をすることがあります。 例えばチャットアプリケーションの環境を提供するためにカメラとマイクを使用したり、地図上で自分の位置を示すためにユーザーの位置を所得しようとする場合があります。Vivaldiは基本的にこれを許可せず、ユーザーがウェブサイトにアクセスしようとしたときに許可を求めます。

ウェブサイト側が繰り返し同じ事を尋ねてユーザーにストレスを与えないために、Vivaldiはユーザーの選択操作を記憶します。この状態は、いつでもリセットすることができます。

ウェブサイトからのプライバシー情報へのアクセスを許可する前に一点、確認すべきことがあります。それは「本当にそのウェブサイトを信頼できるか」ということです。仮にウェブサイトがあなたの場所を知っている場合、自宅や職場にいるかどうか、あなたの家に誰も居ないかどうか、またはあなたが家からどれだけ離れているか、ほとんどの時間をどこで過ごしているかを察知することができます。今すぐウェブサイトにプライバシー許可を出したい時があるかもしれませんが、数分、数時間、または数日後にもう一度開いた場合、そのウェブサイトがあなたの場所を知っているのだとしたら、果たしてあなたは幸せになれるでしょうか?

ウェブサイト側がカメラにアクセスできる場合は、後で寝室で開いてもウェブサイトはカメラにアクセスできます。後でタブで開いたときに、カメラにアクセスさせても良いほどそのウェブサイトを十分に信頼して良いものでしょうか?そして、誤ってそのウェブサイトを再度開いてしまった場合はどうなるでしょうか?

ウェブサイトに今後自分の現在地を知られたくない場合や、カメラやマイクから録音しないでほしい場合は、それらのカメラやマイクを使ったあとで、許可を取り消すようにしてください。

プライバシー設定を素早く変更する方法

Vivaldiはウェブサイトのプライバシー設定にすぐアクセスできるので、ウェブサイトに与えた権限を素早く無効にすることができます。アドレス欄のウェブサイトアドレスの横にあるバッジをクリックし、安全なデフォルト値に戻したい設定項目を変更します(訳者補足:確認(デフォルト)と書いてあるところで設定変更できます)。また、[サイトの設定]リンクをクリックして[サイト設定をリセット]をクリックすると、そのウェブサイトでのすべての設定がすぐにリセットされます。

広告ブロック

広告ブロックは、単にあなたの邪魔になるような煩わしい広告を取り除いたり、遅い接続を高速化できることのみを担っているのではありません。多くの広告プロバイダーは、他のサイトに広告を提供している場合、ユーザーが他にどんなウェブサイトを利用しているか確認できるように、追跡(トラッキング)するためのCookieを仕掛けています。これを回避する簡単な方法は、広告をブロックすることです。メニューから[ツール] – [拡張機能] – [他の拡張機能を見る]を選択すれば、ストアから広告ブロックするいくつかの拡張機能を探して追加していけます(訳者補足:何も拡張機能がない時は[Chromeウェブストア]の青文字リンクをクリックしてください)。

もちろん、多くのウェブサイトの運用は広告収入に依存しており、これらをブロックすることで収入源を減らしてしまい、採算が合わなくなることもあります。結果として、閉鎖させてしまうというリスクがあることにもご注意ください。 ちょうど良い中間ポイントを見つけるために、多くの広告ブロック拡張機能では、トラッキングや、追跡されることを強制してくる広告といった、特にプライバシーを侵害してくる広告のみをブロックするメニューがあります。広告ブロック系の拡張機能をお使いの方は、その設定をチェックしてみましょう。

サードパーティ制サービスの使用について

Vivaldiは、フィッシングやマルウェアの保護、検索語の提案などの機能にサードパーティ制のサービスを使用しています。

検索候補はプライバシー上、非常に大きな影響があります。アドレス欄や検索欄に入力した内容が全て、選択されている検索エンジンに送られるからです。Enterを押す前に何を書いたのかさえ、見られるということです(それが言葉による検索ではなく、完全なURLを入力しようとし始めていたという場合でも)。これでは、かなり内容を露出してしまうことになります。

これが、Vivaldiがデフォルトで検索候補を有効にしない理由です。この機能を自分で有効にすることを選択した場合は、最初にその意味を理解しておく必要があります。

設定箇所: [ツール]メニュー – [設定] – [検索] – [アドレス]欄の[検索候補を有効にする]、または[プライバシー]欄の[アドレスバーで検索候補を表示にする]、[検索欄で検索候補を表示する]

検索エンジンのニックネーム(「d」など)を入力した場合にのみ、検索候補表示を有効にすることもできます。これは、それぞれの記入欄へのタイピングが、URLへのアクセスではなく検索を目的としていることを明確に示す設定です。あなたが選択している検索エンジンで検索候補表示が可能かについては、[ツール]メニュー – [設定] – [検索]欄で、太字になっている検索エンジン(デフォルト検索エンジン)を選択し、「検索候補用URL」が記載されているか否かで確認できます。

フィッシングやマルウェアの保護のために、ブラウザは、あなたが訪問しているウェブサイトが不正であると検出されたかどうか、またはマルウェアを提供しているかどうかをチェックする必要があります。あなたが訪問する数分前または数時間前にウェブサイトがハッキングまたは掃除されている可能性があるため、最新の情報を入手する必要があります。それをするには何らかの理由でサービスプロバイダにチェックする必要がありますが、可能であれば、プライバシーを保護してください。悪意のあるウェブサイトのリストは、ウェブサイトの追加や削除に伴って頻繁に変更されるため、一度も訪れないかもしれないサイトの更新プログラムを絶えずダウンロードするために膨大な処理能力が必要になってしまいます。

あなたの訪問したウェブサイトの完全なリストをサービスプロバイダに送るのを避けるために(それはプライバシーの観点から非常によろしくないです。)、サービスプロバイダはブラウザに「フィルタ」を与えます(ここにはいくつかの種類があります。マトリックスフィルター、Golomb圧縮セットなどがありますが、それらはすべて同じ基本目的を果たします)。これは、近似法を使用して、予め悪意があると分かっているすべてのURLを記述する小さなファイルです。近似が働く方法上、既知の悪意のあるウェブサイトと常に一致しますが、悪意のあるものとして知られていないウェブサイトも誤って一致してしまうこともあります。ほとんどの場合、フィルタは一致せず、ブラウザはサービスプロバイダに連絡せずにウェブサイトを読み込みます。フィルタが現在のウェブサイトと一致するたびに、既知の悪質サイトであるかをVivaldiはサービスプロバイダーに確認します。

もちろん、フィルタファイルをダウンロードすることによって、サービスプロバイダがあなたのIPアドレスを持つ人物がVivaldiを使ってウェブを閲覧していることがわかります(技術的な理由から、VivaldiではなくChromiumのように見えます)。これらのチェックの間、クッキーは送信されません。フィッシング詐欺とマルウェア対策の利点のため、有効にしておくことをお勧めしますが、無効にすることも出来ます。方法は[ツール]メニュー – [設定] – [プライバシー] – [Googleフィッシング及びマルウェア対策]のチェックを外します。

ブラウザの進歩

伝統的に、ウェブサイトは、最も重要な機密情報を処理しない限り、すべて安全ではありませんでした。銀行取引サイトは安全ですが、安全でない接続では定期的な検索と閲覧が行われます。

ただし、検索語句には機密情報が含まれやすく、ブラウジングの習慣によって個人情報が明らかになるケースがあります。そのため、積極的に開発されたウェブサイトは、あらゆるものに安全な接続を使用する方向に向かっています。これは、ウェブサイトを保護するためのより良いランク付けを与える検索エンジンによっても、ウェブサイトが安全でない接続を使用しているときに警告を出すブラウザ自体によっても奨励されていることです。

たとえば、ウェブサイトへ安全でない(HTTP)接続を使用してログインしようとすると、Vivaldiは、アドレス欄にバッジを使用してログインフォームが安全でないことを警告します。これは、攻撃者の立場からすると少ししか効果がありません。安全でない接続でコンテンツを置き換える攻撃者は、パスワード入力のように見える偽の入力でパスワード入力を置き換えることができ、その攻撃を実行している間は警告を出されることはありません。したがって、バッジを表示して警告するのは実際の攻撃(実際には不可能なもの)を防ぐことではなく、ウェブサイトの所有者に安全な接続を提供するためにサイトを更新するよう促すことが目的です。現時点では実際に保護する機能ではありませんが、より安全にブラウジングできる将来に繋がれば幸いです。ネットだけに。

Vivaldiをはじめとした多くのブラウザは、ウェブをより安全な場所にするための新しい方法を探し続け、ユーザーに自信を持ってブラウジングしてもらうことができます。しかし、あなたがコントロールするべき最も重要なポイントでは、ブラウザーは引き続き選択肢を提供し、必要なだけあなた自身を保護する自由を与え続けます。結局のところ、あなたにとってプライベートなものは、重要なものなのです。

プライバシーとセキュリティに関するシリーズを、引き続きお楽しみください。

メイン写真はUnsplashのJohn Schnobrich作。

セキュリティー&プライバシー保護シリーズ

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