2018年のウェブブラウザーの現状

2018年、Web Userという雑誌のブラウザ特集で、Vivaldiが金賞に輝きました。その理由とは?2018年以降のブラウザー市場動向を考えてみましょう。

こんにちは。Hojoです。

みなさんの多くは、ウェブブラウザーがPCにおいて最も重要なソフトウェアであることに同意するでしょう。

だからこそ、ブラウジングをして作業をこなすのに最良のツールを所持していることはなによりも重要です。

Web User』誌1月号の中で、彼らは各ブラウザーの現在の状態とその選択肢のランキングを特集しています。

『Web User』の編集者であるRobert Irvine に、今年の初版でなぜブラウザーについて深く取り上げることに決めたのか、話を伺いました。

今回のRobertとの対談において、2018年のブラウザーの状態がより明らかになりました。

本誌はイギリスを中心に購読可能であり、日本では手にすることが難しいと思われるので、今回はみなさんのためにRobertとの対談の内容をここに記すことにしました。

以下をご覧ください。

* * *

− 最新号においてのブラウザーについての特集を組んだ理由は何ですか?

私たちの読者は、デバイスのデフォルトソフトウェアを使い続けるようなタイプではなく、新しいブラウザーやアドオンを試して、オンラインでの作業をより迅速に、簡単に、そして効果的にすることを好む傾向があります。私たちは、この新年の始まりが、現在利用可能な最高のブラウザー達を公開し、読者に新しいものを試してもらう、完璧なタイミングであるように思えたんです。

− 編集者メモにおいて、”ブラウジングをよりアラウジング(刺激的)に。- Make browsing more arousing -” と述べていますが、これについてよりもっと教えてくれますか?

タイトルの韻とは別に、私はブラウザーがウェブページにアクセスするための手段以上のものであるということ、また、優れたブラウザーにはオンラインで時間を有効に活用するための、あらゆる便利なツールとテクノロジーが搭載されていることを伝えたいと思いました。

− Windows 98の時代、当時人々はブラウザーを特に気に止めなかったと言及していますが、これは現在までにどのように変わったと思いますか?

Internet Explorerがブラウザー市場を支配し、Windows 98の一部として登場した時、ほとんどのユーザーはこれをオンラインで入手することができる最も簡単で速い方法として受け入れ、オペレーティングシステムとの統合は、彼らに代替手段を探す理由すら与えなかったんです。最近では、ブラウザーの選択肢がもっと増えています。異なるブラウザーをインストールすることがはるかに簡単になっただけでなく、複数のブラウザーを同時にうまく駆使し、必要や用途に応じてそれらを切り替えることができるようにもなりました。

− ブラウザーについての特集をする経緯はなんだったんですか?

以前、ChromeとFirefox(Internet Explorerも)で特集を組んだこともありましたが、今回は現在のブラウザー市場における多様性と、現在利用可能なツールの品質を改めて讃えたいと考えたんです。

− どのブラウザーが対象だったんですか?

Brave、Chrome、Edge、Epic、Firefox、Maxthon、Opera、Pale Moon、Tor、Vivaldi、計10個のWindowsブラウザーを特集しました。Safariやモバイルブラウザーについては今回はカバーしませんでしたが、将来的に特集する予定です。

− これらのブラウザーを比較するにあたっての基準は何でしたか?

ブラウザの使いやすさ、内蔵機能(特にプライバシーツール)、カスタマイズオプション(アドオン、テーマなど)とオンラインベンチマークツールSpeedometerを使用してそのパフォーマンスを比較しました。我々はその後、それぞれに全体的なスコアを比較し、金賞・銀賞・銅賞のそれぞれの賞をトップ3のブラウザーに授与したんです。

− 判決はいかがでしたか

Vivaldiは最高評価を獲得し、見事金賞を受賞しました。銀賞、銅賞にはChromeとOperaがそれぞれ輝きました。

− Vivaldiをなぜ最高のブラウザーとして選出したのですか?

Vivaldiのスピード、絶えず増え続けている革新的な機能、ユーザーに提供しているカスタマイズ機能のレベル、フレンドリーな開発チームとオンラインコミュニティー、そして魅力的なインターフェイスなどといった様々な点において、非常に感銘を受けました。また、VivaldiはChrome拡張機能をサポートしている他、オンライン上のプライバシーの管理が非常に簡単にできることも選出の決め手の一つでした。

− 難しい裁決でしたか? VivaldiにWebUser金賞を与えるに至った、決定的な要因は何ですか?

この特賞で述べているように、それはVivaldiとChrome間の僅差の争いでしたが、最終的に私たちは遍在性よりも革新性を選びました。 Vivaldiは、常に前を見つめ、最初に適切に機能しているものを修正するのではなく、積極的に新しい便利なツールを追加し続ける唯一のブラウザーでした。スピードテストでは、VivaldiとChromeが簡単にチャートの上位に立ちましたが、VivaldiはChromeよりメモリーの使用量が少ないことがわかりました。これもVivaldiが優位に立った要因です。

Best New Browser Toolsのコーナーでは、『Web User』ほぼ毎号でVivaldiをカバーしていて、最新のSnapshotで導入される機能や修正については、いつも楽しみにしています。

− 個人的にはどのブラウザーを使っていますか、その理由は何?

私は仕事上、いくつかのブラウザー間をよく行き来しますが、読者のほとんどがChromeを使用しており、彼らはいつもそのヒントを読みたがっているので、私の仕事用コンピュータのデフォルトとしてはChromeを使用しています。モバイル上でも、同期オプションが理由でChromeを使用しています。自宅ではChromeとVivaldi、そしてFirefoxとOperaを使い分けています。

− あなたにとってのVivaldiの魅力はなんですか?

タブスタッキングとタイリングオプション、複数のページを一度に開くことをより楽にしてくれるWebパネル機能といった、Vivaldiがユーザーに提供している、ブラウジングの柔軟性が魅力だと思います。履歴を視覚的に見ることができたり、ワンクリックでプライベートなデータを消すことができたり、キーボードショートカットやマウスジェスチャーを使ってスピーディーに操作することもできるので、とても気に入っています。

− 今後、Vivaldiに何を期待しますか?

近い将来、モバイル版のVivaldiが見たいですね。AndroidやタブレットでVivaldiを使用しつつ、同期も一緒に使うことができるので。両方とも目下開発中だとは思います。Vivaldiが独自の拡張機能ストアを持っていれば良いかもしれませんが、今の所はChrome Web Storeを使えるので十分楽ですね。そして、標準搭載のVPNは絶対欲しいところだと思います!

− あなたの周りや読者のVivaldiユーザーの反応はどうでしたか?

多くの人たちが、本記事を読んだ後にVivaldiを実際に試したと知らせてくれました。そして、ほとんどが非常に感銘を受けたようですよ。Vivaldiを既に使っている読者のある1人は、Vivaldiに対しての賞賛が足りないとも思っていたようです。こちらから彼らのコメントを読むことができます。

− 2018年以降のブラウザー市場の動向に関する見解を教えてください。

Chromeが今後もブラウザー市場を支配していくとは思いますが、モバイルデバイスに関しては、賢いユーザー達がVivaldiといったより革新的な選択肢へと次々と切り替えていくといった流れになっていくでしょう。

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Robert Irvineは2001年3月の創業時より『Web User』で働いており、2017年7月から編集者を務めています。2週間毎に発刊されるこの『Web User』は、イギリスで最も売れているインターネット雑誌です。『Web User』の購読はこちら、もしくはZinio 経由でデジタル版を入手してみてください。

Vivaldiに自身の考えを共有してくれた、2018年にVivaldiに金賞を授与してくれたRobert、本当にありがとう!

Vivaldi Hojo

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原文 − The state of web browsers in 2018

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