Android 版 Vivaldi 5.6 – メニューのカスタマイズが可能に

Android 向けの最新版 Vivaldi 5.6 では、カスタマイズ可能なメニューバー、ハードウェアキー認証によるより安全なログイン、およびナビゲーションを改善するための新しいオプションを実装しました。Android、Chromebooks、タブレット、および特定の自動車で利用可能です。

Android 版 5.6 では、メニューバーの編集が可能になりました!よく使う機能をメインメニューに表示できるようになったので、もっとサクサク操作できるようになりましたよ!

また、ハードウェアキー認証のサポートに追加したので、特定のケースでのサイトへのログインをより安全なものになりました。Yahoo Japan! への生体認証を使ったログインも、本バージョンから使えるようになりました。

加えて、貴重な画面スペースを確保するため、これまでアドレスバー入力の度に表示されていた検索エンジン候補一覧ををデフォルトで非表示にしました。

Android デバイス、タブレット、Chromebook、および自動車で利用できる Vivaldi の新しいバージョン Vivaldi 5.6 には、アドレスフィールドに自動でフォーカスするオプションなど、その他にも多くの機能が盛り沢山です!

先月公開となった Vivaldi の Mastodon インスタンスである「Vivaldi Social」、使っている人も多いはず?嬉しいことに、日本からも多くのみなさんが参加してくれています。先週発表したデスクトップ版の Vivaldi 5.6 では、サイドパネルにブラウザとしては初めて Mastodon を搭載し、アクセスがもっと簡単なものになりました。Android 版では、Vivaldi Social をスピードダイヤルに追加しましたよ。

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メニュー項目をカスタムして、自分らしいブラウザを作ろう

メインメニューのカスタマイズが可能に

ブラウザの隅から隅まで自由にカスタマイズして、自分らしいブラウザを作れるのが Vivaldi。デスクトップ版では、すでにメニュー毎に細かくカスタマイズできる機能を備えています。

デスクトップでもできるなら Android でもメニューをカスタマイズしたいよね、ってことで今回、Android のブラウザでもメニューバーを編集可能にしました。戻る・進む・共有・ホームなどのボタンを、使いやすい順番で並べ替えが可能に。あらかじめ用意しておいた2つのプリセットから選択することもできますよ。

[設定]>[一般]>[メニュー設定]から、メニューバーのカスタマイズが可能です。

ハードウェアキー認証でより安全にログイン

ブラウジングって楽しさと生産性だけじゃなく、安全性も忘れちゃいけないですよね。そこで、Vivaldi もハードウェアキー認証のサポートを実装し、安全性を高めました。

ご存じの通り、二要素認証は誰かにパスワードが盗まれたとしても、不正なログインを防いでくれるので、アカウントを守るために便利。公開鍵の暗号化を特徴とするハードウェアセキュリティキー(セキュリティキー、U2F キー、または物理的なセキュリティキーとも呼ぶ)を使用することで、パスワードクラッキングに対してのセキュリティをさらに強化できます。

2FA およびマルチファクター認証を実装するためにこのテクノロジーに移行するウェブサイトが増えているので、今回から Vivaldi でも対応しました。これ、実は日本語ユーザーのみなさんにとっては嬉しいアップデート!しばらく使えていなかった、Yahoo Japan! への生体認証を使ったログインも本バージョンから使えるようになりました。報告・情報をくれたみなさん、大変長らくお待たせしました、そしてありがとうございました!

外出先でも Vivaldi Social にすばやくアクセス

ソーシャルネットワーキング、最近なにかと話題ですよね。私たちは、より良いものを目指して常に進化していけるソーシャルネットワークを支持したいと思っています。

なので、 Vivaldi コミュニティのメンバーに限らずもっと多くのみなさんのために、先月新しい Mastodon インスタンスである Vivaldi Social を立ち上げました。

Android 版 Vivaldi 5.6 では、新しく追加された Vivaldi Social スピードダイヤルをタップするだけで簡単かつ超早で Vivaldi Social にアクセスできるように なりました。

もう Vivaldi 使ってるよって人は、Vivaldi アカウントのログイン情報を使うことで Vivaldi Social へのログインができちゃいます。Vivaldi 使うの初めてっていう人は vivaldi.net にアクセスして、この機会にアカウントを作ってみてはいかがでしょう?もちろん無料です。

そしてそして、Mastodon ってなんぞ、使い方わからんって人にはこの記事がおすすめです!

スピードダイヤルから Vivaldi Social へ簡単アクセス

Vivaldi 5.6 はまだまだこんなもんじゃない

今回のバージョンのその他の改善と追加は以下の通り:

  • 新しいタブを開いた時アドレスバーにフォーカス – この機能を有効にすれば、新しいタブを開く時アドレスバーに自動でフォーカスするようになります。キーボードも同時に表示されるので、タブを開いてすぐに文字入力できるようになりますよ。スピードダイヤルの方がよく使うなあって人は、もちろん無効にしておくこともできます。[設定] > [タブ] > [新しいタブを開いた時アドレスバーにフォーカス] から切り替えが可能です。
新しいタブを開くと、アドレスバーに自動でフォーカス
  • キーボードアクセサリビューの表示切り替えが可能に – ユーザー名かパスワードフィールドをタップすることで、自動補完候補を表示するこのオプション、表示/非表示の切り替えができるようになりました。[設定] > [外観] > [キーボードアクセサリビューを表示] から、切り替えをすることができます。
キーボードアクセサリビューの表示を切り替えられるように
  • 「トップページ」と「新しいタブページ」ががっちゃんこ – トップページとしてカスタム URL を設定している場合、新しくタブを開いた時にこのカスタム URL が開かれるようになりました。いつも特定のページからブラウジングするんだ、って人にうってつけな便利機能です!
「トップページ」を「新しいタブページ」と統合
  • 小さいスピードダイヤルを新しいデフォルトに – もっとたくさんのスピードダイヤルを表示できるようにしたかったので、デフォルトのスピードダイヤルのサイズを変更してみました。もちろん、レイアウトの変更はいつでもできるので、好きなレイアウト(大・中・小・リスト)でブラウジングを楽しんじゃってください。
小さいスピードダイヤルをデフォルトに採用
  • 検索エンジンの提案の表示領域をさらに改善 – 今まで検索時に表示されていた検索エンジンのリストは、このバージョンから表示されなくなります。これまで表示されていた候補一覧がアドレスバーの下に表示されなくなったことで、画面をより効率的に使用できるようになりました。もちろん、再表示したい場合は、設定内から再表示させることができます。

新しくなった Vivaldi 5.6、ぜひお試しあれ

みなさんからの不具合報告・フィードバックは、Android 版 Vivaldi の改善にすごく役立っています。これからも不具合の修正だけじゃなく、新しいオプションを追加しながら、もっと速くて直感的なブラウジング体験を提供していきます。

その他、今回の更新に関しての詳細については、以下の更新履歴をチェックしてみてください。 Vivaldi 5.6 は、Google Play ストアまたは Uptodown から ダウンロード可能です。レビューもじゃんじゃんお待ちしてまーす!

エンジョイ!

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