こんにちは。Hojoです!
気づけばもう1月も終わりですね。
そんな1月28日(日)はデータプライバシーの日でした。自分の個人情報の管理について懸念がある場合、考慮すべき簡単なことが数多くあります。Vivaldiのデベロッパー達に話を聞いてみました。
何を共有するかを知る
Julien「誰かとデータを共有する前に、2度考えてください。彼らにそのデータを持って欲しいか、彼らが本当に必要としているかどうかを再確認してみてください。」
機密情報は、パーソナリティ以上のものをカバーしているということを覚えておくことが重要です。医療データや財務情報などの情報は明らかに機密情報と見なすべきですが、注意していないと至極簡単に漏洩してしまいます。
「人々は公のフォーラムで気軽に発言するでしょう。位置情報もやや敏感で漏洩しやすいものになります。写真の共有も同じ働きをします。」
可能な時はいつでも匿名のアカウント名を使用し、本当の身元を誰にもわからないようにしておくことをオススメします。
Julien「企業にデータを提供しなければならない場合は、最小限にとどめておくといいでしょう。項目が任意の場合は、空白のままにします。そのサービスで必須項目にダミー情報を使用できる場合は、その方法を使用してください。」
「友人、家族、またはあなたがコミュニケーションをとっている人を教育してあげてください。彼らがあなたと共有しているものを守れなければ、あなたのプライバシーを守ることはできません。」
Guðmundur「電子メールは、アカウントのパスワードをリセットするために使用されてしまうので注意してください。可能であれば2段階認証を使用してください。」
あなたが誰と共有しているかを知る
まず、機密情報(名前、住所、電話番号、メールアドレス、パスワード(パスワードマネージャーサービスの場合)、学校など)を、安全な接続を使用するウェブサイトでのみ共有するようにしてください。
信頼できない第三者と情報を共有したり、共有してお金儲けをしたり、データマイニングに使用したりしないというプライバシーポリシーは、そのウェブサイトに設けてられていますか?特にSNSはどうでしょうか。
「定期的にハッキングされていないか、またはプライベートデータが漏洩していない実績があることを確認し、ハッキングが発生した場合に最も重要なデータを保護するための対策を講じていること、例えば高度な暗号化とパスワードのハッシングを使用していることを、確認しましょう」と、Vivaldiのデベロッパー達は同意します。
Julien「GDPRが5月に施行されます。これに該当する国では、ユーザーがそうする必要があると感じれば、データの主導権を回復するために間違いなくGDPRを利用すべきでしょう。」
ソーシャルネットワークに関する注釈
Takaaki「お気に入りのソーシャルメディアのCookieポリシーを読むようにしてください。」
「Cookieのおかげで、異なるデバイスで検索しても、それがあなただということがわかります。モバイルで何かを調べて、デスクトップでブラウズするときに同じ広告が表示されたり。身に覚えがあるはずです。」
Julienはさらに付け加えます。
「Facebookは使わないでください。また、できるだけGoogleを使用しないでください。Googleで使わないのが本当に難しいのはYouTubeくらいです。」
でも、もし使っている場合は、下記に述べることはしないでください。
「サードパーティのサービスにログインするためにGoogleやFacebookを使用しないでください。すべてのサービスに対して、異なるログイン情報を使用するようにしてください。もしログイン情報を共有するうちの一つが不正にアクセスされてしまうと、それがアクセス権を持つどんなアカウントにも不正にアクセスし、その特権的なアクセスを維持してしまいます。」
最後に注意の言葉を。
「たとえ自分がプライバシーの専門家であったとしても、プライバシーに関する他の専門家と話をせずに、重要な判断をすることは避けましょう。」
今後、数週間にわたってプライバシーに関するアドバイスをお届けしていきます。お楽しみに!
Henrik、Julien、Guðmundur、Takaaki、Vivaldiセキュリティチームへ。見識を分けてくれてありがとう。
Vivaldi
Hojo
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画像元 – Alex Kotliarskyi on Unsplash.
原文 – Nothing personal