Vivaldi 6.9 は、地味に便利な多数の改善点を盛り込みました。
今回のアップデートでは、Vivaldi らしさを体現する機能の改良を重点的に行いました。Vivaldi はブラウザを自分らしくカスタマイズして、自分にとって快適な方法で整理やナビゲートが行えるパワフルなツールを提供しています。Vivaldi 6.9 では、重要なバグ修正とパフォーマンス改善を行うと同時に、ユーザーにとって役立つ新機能をいくつか追加しました。
タブの名前を自由に変更
Vivaldi 6.9 では、それぞれのタブにプロジェクト名やリマインダーとなる一言メモなど、ユーザーにとって意味のある名前を付けて簡単に整理できるようになりました。
何のために開いたタブなのか、しばらく経つと忘れてしまいがちです。タブグループに名前を付けることはこれまでもできましたが、これからは単体のタブにも名前を付けられます。新しい楽曲に出会うため、音楽サービスで大量のページを開いて視聴するときにも、いつものお気に入りプレイリストのタブだけは「My Playlist」と名前を付けておけば、すぐに戻ってこられます。
ダウンロードパネルからファイルを直接ドラッグ
効率よくインターネットを利用するためのツールが、Vivaldi です。今回新たに追加したダウンロードパネルからのドラッグアンドドロップ機能で、作業効率がさらにアップしました。Vivaldi 6.9 では、ダウンロードパネルに並ぶダウンロードしたファイルを、ドラッグアンドドロップで任意の場所に移動できるようになりました。デスクトップやフォルダーの他、メールやドキュメントにも直接ファイルをドラッグできます。わざわざ、ダウンロードフォルダーを開き、その中から目当てのファイルを探す必要はありません。ダウンロードパネルから、ひょいっと移動できます。複数のファイルを同時に移動させることも可能です。
ダウンロードしたファイルや画像、ドキュメントなどを、目的のソフトウェアやツールに投げ込んで素早く次の作業に移れるため、大きな時短になります。
同期したタブを体系化して、より見やすく
複数のデバイスで Vivaldi を利用しているのなら、この機能は持ってこいです! Vivaldi 6.9 では、様々なデバイスで開いているすべてのタブを体系立てたリストとしてウィンドウパネルに直接表示できます。ウィンドウパネルを開くとタブがツリー構造で表示されるので、他のデバイスでどのタブを開いているのかが一目瞭然です。デスクトップからノートパソコンに、あるいはタブレットからスマートフォンに切り替えた際に、どこで中断したのかを簡単に確認することが可能です。
メールを改善して、よりスムーズな使用感を実現
今年の 6 月に Vivaldi メール 2.0 をリリースしましたが、今回のリリースでもさらに複数の改善を加えました。更新履歴で確認できますが、メールとカレンダーに 40 を超える修正を行いました。安定性とパフォーマンスの向上に重点を置き、メールがよりスムーズかつ安定して利用できるようになりました。 仕事用、個人用、あるいは複数のアカウントを管理するためなど、Vivaldi メールを利用する目的に関わらず、今回のアップデートで、メールの利用がより効率的で楽しいものになること間違いなしです。
仕事用、個人用、あるいは複数のアカウントを管理するためなど、Vivaldi メールを利用する目的に関わらず、今回のアップデートで、メールの利用がより効率的で楽しいものになること間違いなしです。
本日、Vivaldi は正式に ARM 版 Windows でも利用できるようになりました。
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