デスクトップ版 Vivaldi 7.6:すべてをカスタマイズして、タブを自在にコントロール

ブラウザは手に馴染み、自然に使える相棒であるべきです。ユーザーが努力して慣れるのではなく、ブラウザがあなたに合わせるのが理想です。今回のアップデートでは、カスタマイズ可能なタブバーとタブボタンを追加しました。タブ管理に便利なこの機能を使って、すいすい泳ぐように目的のタブにたどり着きましょう。

Vivaldi Technologies(ヴィヴァルディ テクノロジーズ/本社:ノルウェー・オスロ、CEO:Jon von Tetzchner)は 2025 年 9 月 18 日(木)、デスクトップ版無料ウェブブラウザ Vivaldi の最新版となる 7.6 をリリースしました

最近のブラウザは、AI が代わりに操作する方向へと進んでいるようです。そんな中、Vivaldi は良い意味で変わらず、人間らしい楽しいブラウジングの選択肢であり続けます。7.6 では、日々のブラウジング空間を思い通りにコントロールできるように、カスタマイズ自在のタブバーと、「探す・切り替える・復元する」をひとつにまとめた新しいタブボタンを追加しました。あなた自身がハンドルを握るからこそ、好奇心のままに自由にウェブを楽しめるのです。


タブバーを自分好みにカスタマイズ

あなたのブラウザは、あなたのもの。だからこそ、あなたらしく使えるものであるべきです。Vivaldi は最も自由にカスタマイズできるブラウザ。今回のアップデート 7.6 で、さらにあなたらしいブラウザにアレンジできるようになりました。

「完全にカスタマイズ可能」というのは過言ではありません。7.6 では、Vivaldi をより自分らしくカスタムする方法が新たに仲間入りしました。極限までシンプルにしたいミニマリストも、お気に入りのツールを全て並べたいマキシマリストも、お好みに合わせてアレンジ可能です。 

タブバーは、ブラウジングの要。だからこそ、あなた自身が完全に管理できることが重要です。今回のリリースでは、好きなツールを配置して、タブバーをさらに柔軟にカスタマイズできるようにしました。思い通りの外観と機能を備えたタブバーを実現できます。ちょっとした使い勝手の違いで、大量のタブの切り替えが快適になります。

新たに導入されたタブバーでのカスタマイズ例:

Vivaldi では、ブラウザが使う人の手に馴染むよう、自分らしくインターフェイスを柔軟に調整できます。カスタマイズ可能なタブバーも、そのひとつです。使いたい機能を使いやすい場所に配置できたら、ブラウザを魔法のように素早く操作できます。

タブボタンですべてを管理

今回新たに導入した、タブボタン。タブを確認したり、切り替えたり、再度開いたりできる便利なマルチボタンです。ボタンをクリックすると、検索欄付きのポップアップを表示します。検索欄に入力するごとに、開いているタブ、同期済みタブ、最近閉じたタブなど、あらゆるグループの中からフィルタリングして該当するタブを表示します。Enter を押してタブにジャンプしたり、クリックしてタブを復元したりできます。このボタンを利用すれば、必要なメニューに辿り着くまでのステップを削減でき、作業効率アップにつながります。

デスクトップ版 Vivaldi の UI - 右上に新しく追加された「タブボタン」を強調表示しています。このボタンをクリックすると、ドロップダウンメニューが表示され、「開いているタブ」「タブを複製」「同期されたタブ」「最近閉じたタブ」の一覧が表示されます。

気づいたらタブが大量に溜まってる……というのは、よくあること。閉じるのを忘れていたり、同じページを何度も開いて重複していたりすることもあるあるですよね。そんな状態でも、タブボタンで簡単に整理整頓できます。重複しているタブはグループとしてまとめてリスト表示されるので、クリックして不要なものを閉じたり、すべてまとめて閉じたりして、タブバーをすっきりさせることができます。タブボタンは、すべてのタブを管理するために構築された便利なボタンなのです。

コントロールとカスタマイズこそが鍵

スピードとは、ベンチマークの数値だけではありません。操作のスムーズさも、ブラウザのサクサク感につながります。Vivaldi 7.6 では、パワフルな機能性はそのままに、さらにカスタマイズ性がアップしました。ブラウザはネットでの新たな発見をサポートする道具、その道具を使いやすくするのはあなた自身です。 どこに何を置くか、何を見せるか、どのように動作させるか、全部自分で決めましょう。

あなたとウェブの間に予期しない動作や偏った仲介者(広告や思想を紛れ込ませてくる誰か)が存在しなければ、新たな発見の可能性が広がります。ユーザーそれぞれに合ったカスタムで、さらにコンテンツの中身に集中できるようになり、アイデアがより速やかに頭に浮かぶようになるでしょう。

カスタマイズは、ただの装飾ではありません。それは、ブラウザを『あなたのブラウザにする方法です。ブラウザは、あなたに代わってウェブを探索するのではなく、もっとウェブを探索できるように手助けすべきものです。だから私たちは Vivaldi を、あなたが主導権を持ち、より多くを探索できるように作っています。

私たちは、あなたが思い通りにウェブを楽しめるように Vivaldi を開発しています。ユーザーが単なる受動的な傍観者になって欲しくはありません。あなたがウェブを自らが探索することがなければ、ウェブはつまらないものになってしまいます。私たちの好奇心は酸欠状態になり、ウェブの多様性も失われてしまうのです。

ヨン・フォン・テッツナー、Vivaldi CEO

7.6 の他の新機能

今回のリリースのハイライトはタブバーの改良とタブボタンですが、その他にも多くの改善点が含まれています。

よりすっきりとしたコンテキストメニュー

コンテキストメニューを整理・再構成し、必要なものにより素早くアクセスできるようにしました。メニューを刷新して、あなたがよく利用する主要なアクションを表示するようにしたので、ナビゲーションも楽になり時間の節約にもつながります。

アドレス欄の検索キーワード

アドレス欄にスマートなアップグレードを加え、アドレス欄から直接、特定のグループを確認できるようにしました。@tabs と入力して開いているタブにアクセスしたり、@bookmarks や @history と入力して目的のものを素早く見つけたりできます。アドレス欄一か所から簡単にフィルタリングして、様々なものにアクセスできます。

広告ブロッカーがポップアップルールに対応

潜在的な中断を、よりしっかりコントロールできるようになりました。新しいポップアップルールは既存のポップアップブロッカーを補強し、こっそり開いてセールスを仕掛けるタブやウィンドウを自動で閉じます。対象は既知の広告に限られるため、正規のサイトの動作はそのまま安心して利用できます。

Windows でのスワイプジェスチャー

7.6 では、トラックパッドやタッチスワイプを使って前後のページ移動が可能にしました。マウスジェスチャーやキーボードのショートカットと組み合わせれば、より便利にナビゲーションできます。

より素早く休止状態のタブに切り替え

見えないところでも微調整を行い、負荷の高いセッションがより軽く感じられるようにしました。休止中のタブを復帰させる時間を大幅に短縮し、バックグラウンドで休止中のタブに戻った時に待つことなく、すぐに作業を再開できるようになりました。


Vivaldi 7.6 をダウンロードして新機能を体験しよう

Vivaldi は、ぶれることなく常に同じ考えに基づいて開発し、リリースを行っています。ブラウザは、あなたのために機能するもの。その反対では決してありません。Vivaldi の目指すところは、より多くの選択肢、より快適なコントロール、そしてプライバシーの向上の提供です。より使いやすくなった Vivaldi をお楽しみください!

Vivaldi 7.6 は vivaldi.com からダウンロードいただけます。

Vivaldi Technologies について

Vivaldi Technologies は、より良いウェブのために戦う独立した従業員所有の企業で、技術が革新的で強力、かつ倫理的であることを証明しています。

Vivaldiでは、プライバシーがデフォルトであり、すべてはオプションです。私たちはあなたをプロファイリングせず、データを売ることもありません。私たちは、広告主ではなく、あなたのために機能するソフトウェアを作っています。プライベートで安全なブラウジングは贅沢であるべきではなく、標準であるべきです。

Vivaldiブラウザは、ブラウザにもっと多くを求める人々のために作られています。もっとパワー、もっとカスタマイズ、そしてもっとプライバシーへの尊重を提供します。完全にカスタマイズ可能なインターフェースと豊富な組み込みツールを備えた Vivaldi は、他のブラウザとは異なり、あなたのワークフローに合わせてブラウザを形作ることができます。

Windows、Mac、Linux、Raspberry Pi、iOS、Android、または Android Automotive を使用している場合でも、Vivaldi はすべてのデバイスでシームレスで機能豊富なブラウジング体験を提供します。

Vivaldi はヨーロッパで開発され、オスロに本社を構えており、レイキャヴィク、ボストン、パロアルトにもオフィスがあります。

詳細については以下にお問い合わせください:

Haakon Rølmann
[email protected]

日本関連:

Kaori Kotobuki
[email protected]


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