Vivaldi ブラウザの開発に着手してから早くも 13 年以上が経ちました。それでも、ブラウザ構築に対する情熱は開発初日と全く変わることはありません。それどころか、これまで以上に高まっています。
この情熱の源は、Vivaldi を利用してくださる人々のためにもブラウザを提供すべきという、揺るぎない信念です。Vivaldi は、ユーザーの時間、プライバシー、好みや嗜好、そして知性を尊重しています。毎回のリリースは、私たちの信念を具体化したものです。
Vivaldi 8.0 は、過去数年間の中でも最大スケールのアップデートです。新しいデザインを取り入れ、これまでのどのバージョンよりも没入感のあるブラウザ体験を提供します。
操作性が向上して機能も充実し、選択肢もさらに広がっただけなく、外観も一新しました。
新時代に向けた新しい外観
Vivaldi 8.0 では、「統合テーマ」という新しい外観のありかたを取り入れました。
今回のリリースでは、Vivaldi のインターフェースを単なるコンポーネントの集合体としてではなく、層から成るシステムとして捉えました。以前は、各レイヤー(タブ、ツールバー、パネル、コンテンツ)の間には微妙な境界がありました。境界は役立つ一面もある一方、多少バラバラな印象を与えます。「統合テーマ」では外観がよりシームレスなものになっています。




新しい Vivaldi のインターフェースでは、すべてのツールバーを、ひとつの連続した面の上に収めました。ブラウザ全体を包み込む「統合フレーム」です。領域を積み重ねるのではなく、すべてを同じ平面内に視覚的に構成しています。この変化によって、インターフェースの一体感が増しました。各要素が孤立したレイヤーに配置されなくなったため、配置はより正確に、余白はより意図的に、そして操作はより直感的になります。
テーマの見え方も刷新し、選択したテーマの雰囲気が余すところなくブラウザ画面に浸透するようになりました。ダークテーマでは全体的に暗く統一され、温かみのあるテーマでは、その温かみを隅々まで届けてくれます。ブラウザのあらゆる要素が、画面内にしっくり収まります。北欧家具のような機能美と使い心地の良さ。これが、Vivaldi です。
テーマの使い方も、変わります。
境界がなくなることで、テーマの背景がタブバーからパネルや端までシームレスに広がります。半透明やぼかし効果と組み合わせると、壁紙が「貼り付けた装飾」ではなくブラウザの「空間そのもの」になります。そして内部もすっきりします。余計なレイヤーも予想外の例外も減って、全体がひとつの揺るぎない基盤の上に立つようになります。
今回の「統合テーマ」では、単にブラウザの外観をシンプルにしたのではなく、背後にある構造をより一貫性のあるものにしました。この変更により、目に見えるすべての要素が同一システムの一部として感じられるようになります。この気持ちよさは唯一無二です。
「Zen」、「Soria Moria」、「Sunset Forest」、「Kawaii Clouds」といった新しいデフォルトテーマだけでなく、新しくなったライトテーマやダークテーマを使って、新しいユーザーインターフェイスの可能性を体感してください。デフォルトテーマで気に入ったものが見つからない場合には、themes.vivaldi.net で 7000 種類以上のテーマから選択することができます。また、既にカスタムテーマを好みに合わせて作成されている場合は、新しいデザインに変更するか、現在のテーマのままにするか、選択は自由です。何を選択するかは常にユーザーが決められる。この点も、まさに Vivaldi ならではです。
好きなレイアウトからスタート
Vivaldi の特長の一つは、設定できる項目が非常に多岐にわたる点です。反面、使い始めの頃は少し圧倒されてしまうかもしれません。長年 Vivaldi を利用されているユーザーなら、自分好みの設定がすでに確立されていて、それを何物にも代えがたいと感じていることでしょう。一方、初めて使う方にとっては、どこから手をつければよいか迷ってしまうこともあるでしょう。
Vivaldi 8.0 では、ウェルカムページの設定で、すぐに利用できる 6 種類のプリセットレイアウトが用意されています(いつでも「設定」→「外観」→「レイアウト」から変更可能です)。それぞれが、入念に考えられたスタート地点となっています。

- 「シンプル」 は、すっきりとした、集中を促す操作環境を提供します。タブは上部に配置され、邪魔になるものは一切なく、すぐに使い始められます。このレイアウトは Vivaldi の最も基本的な形でありながら、主流なブラウザが提供するどの機能よりも優れています。
- 「クラシック」は、既存のユーザーにはお馴染みのスタイル。ツールバーやパネル、すべての操作ボタンがこれまでの場所に配置され、新たに統一されたデザインを採用しています。多くのユーザーにとって使い慣れた環境であり、これまでと変わらずに快適な使い心地を提供します。
- 「縦左」は、タブを画面の左側に配置します。ワイドモニターで一度試すと、病みつきになるかも。この機能は上部のタブバーでは実現できないような形で、画面の横方向のスペースを有効に活用できます。画面の右側からカーソルを合わせるとパネルが表示され、ブラウジングの感触が一変します。
- 「縦右」は、縦左の画面を左右反転させたのと同じ操作感です。タブを右側に配置したいという人も中にはいます。Vivaldi は、ユーザーのあらゆる要望に常に柔軟に対応しています。
- 「自動非表示」は、ウェブコンテンツを画面全体で表示したいユーザーのために設計されています。閲覧や動画視聴、あるいは作業中にはツールバー、タブバー、パネル、アドレスバーが画面から消えますが、カーソルが画面の端に触れると即座に表示されます。画面の隅々までコンテンツが表示される一方、Vivaldi の全機能は背後に控えていて 、いつでも利用可能です。これは、他のブラウザでは実現できていない新たなウェブ体験の形です。
- 「下部」を選択すると、タブバーとアドレスバーが画面の下部に配置されます。読む時は自然と視線が上から下へと移動するので、その位置にナビゲーションがあることで、操作もすぐに行えます。このスタイルで作業するユーザーは想像以上に多いため、Vivaldi は常にそのニーズに応えてきました。
これらのレイアウトは単なる選択肢であり、制限ではありません。Vivaldi には、ウェブを自分の思い通りに使いこなすために必要なパワフルな機能とツールのすべてが備わっています。






これらのレイアウトは単なる選択肢であり、制限ではありません。Vivaldi には、ウェブを自分の思い通りに使いこなすために必要なパワフルな機能とツールのすべてが備わっています。
Vivaldi には、他のブラウザにはない独自のタブ管理システムが搭載されています。ページを好きなだけ、好きなように並べて表示できます。フォロワータブを使えば、記事内の読み進めている箇所を離れることなく、記事内のリンクを探索できるのです。スタックでタブを名前や色分けされたグループにまとめて整理できます。タブボタンを使えば、開いているタブ、他のデバイスから同期されたタブ、最近閉じたタブなど、すべてを一括で検索可能です。Vivaldi には、メール、カレンダー、メモ、リーディングリストなど、あらゆる機能が備わっており、自分好みの方法で整理して、いつでもすぐに目的の機能にアクセスできます。
Vivaldi は、まさにユーザーに合わせて進化するブラウザです。これまでのすべてのリリースにおいて、その点を実証してきました。ユーザーの妨げとなるものを削除する UI 自動非表示機能では、インターフェース自体が、いつコンテンツを全面に表示すべきかを判断します。Vivaldi はユーザーの作業方法に合わせて柔軟に対応します。これまでもそうであり、これからもずっとそうであり続けます。
揺るぎない信念、それが Vivaldi
私たちには、機能の開発についてあれこれ指示してくる外部投資家はいません。ユーザーの行動を追跡したり、ユーザーのデータを商品のように扱ったりすることもありません。他のブラウザは、ユーザーに表示する内容を決定するために AI を導入しています。一方で、Vivaldi はユーザー自身の選択に委ね、ユーザーをよりパワフルに支えるツールを提供し、常に他のブラウザと一線を画しています。私たちは、ユーザー重視のブラウザを提供するという信念の元、Vivaldi を開発しています。
デスクトップ版 8.0 をダウンロードして、じっくりとお試しください。そして、フォーラムにご意見をお寄せください。
いつも Vivaldi コミュニティの一員でいてくださり、ありがとうございます。これからも、より良いウェブの実現に向けて、1つ1つのリリースを大切にしていきます。