ブラウザは本来、ウェブを探索するためのツールです。そして、常に身近にあるものです。タブバーやアドレスバーなどのツールバーは基本的に不可欠なものですが、場合によってはコンテンツを表示するスペースを奪ってしまうこともあります。没頭して何かを読んでいる時には、新しいタブを開くことなど考えないので、ツールバーも必要ないかもしれません。
Vivaldi 7.9 ではそんな問題を、一度使ってみれば「なるほど!」と納得できる方法で解決しました。
UI の自動非表示:コンテンツのためのスペースをさらに確保
画面いっぱいにウェブコンテンツを表示できるさまを想像してみてください。端から端まで。というか、むしろ、Vivaldi から Vivaldi まで。ウェブページのコンテンツを遮るものは何もないのに、Vivaldi のあらゆる機能は必要な時にすぐに利用できる。そんな状態です。

それを叶えてくれるのが、UI の自動非表示機能です。
UI の自動非表示を切り替えるには、キーボードショートカットの CMD/CTRL + F11 を使用するか、ステータスバーのアイコンをクリックしてください。
この機能を有効にすると、読書や動画視聴の時や作業中などにはインターフェース(タブバー、アドレスバー、パネル、ステータスバー)が一時的に非表示になり、コンテンツが画面全体に表示されます。そして、カーソルが画面の端に近づくと、各要素がすぐに表示されます。それらを使用してからカーソルを離せば、再びページが画面全体を占めます。切り替えは、滑らかに、かつ自然に行われます。
そして、どのように表示するのかはあなた次第。これはまさに Vivaldi ならではです。タブバーだけを非表示にしたり、アドレスバーやブックマークバーだけを非表示にしたりすることも可能です。あるいは、タブバー、パネル、アドレスバー、ステータスバー、ブックマークバーをすべて非表示にすれば、デスクトップブラウザではこれまで体験したことのない、まったく新しいウェブ体験を楽しめます。すべてのオプションは、「設定」→「外観」→「UI の自動非表示」から設定できます。
長い間開発してきた機能を今回のリリースで遂に実現することができました。
「UI の自動非表示機能のおかげで、メタバースでは到底実現できないような没入感でコンテンツを楽しめます。これまでにリリースした機能の多くと同様、この機能もいつかコピーが登場するでしょう」― マーケティング・コミュニケーション責任者、Haakon Rølmann
フォロワータブ:新たな救世主
面白い記事を読んでいる途中に興味深いリンクを見つけてクリックしたりしていたら、最終的には元の話題からすっかり離れて、タブを何個も開いてしまっている…そんな経験はありませんか?
そんな時にはフォロワータブが救世主になります。

リンクを右クリックして、「リンクをフォロワータブで開く」を選択してください。すると、ページが現在閲覧中のページのすぐ横にタイルのように並べて表示されます。そして、ここからが真骨頂です。元のタブでさらにリンクをクリックしても、そのリンク先はすべてフォロワータブに読み込まれ、元のページはそのままの場所に表示されたままです。元々、読み進めていた箇所も、快適な閲覧環境も、どちらも維持できます。
「ウェブは好奇心の上に成り立っています。フォロワータブも、同じ考えに基づいて構築しました。ユーザーは流れを見失うことなく、自分の好奇心を追いかけることができるようになるでしょう」 – ヨン・フォン・テッツナー(CEO)
実際にこんなシーンがどれほど頻繁に起こるか考えてみてください。目次付きの長い記事を読んでいる時に各セクションをフォロワータブで開けば、目次での位置を見失うことなく全体を確認できます。買い物をしている時に選択肢のリストをざっと見ている最中に、気になるリンクを「フォロワータブ」で開けば、そのページの情報を確認したり、比較したり、左側のリストに戻って次の項目をクリックしたりすることができます。知りたいこと、知るべきこと、すべてを素早く把握できます。あるトピックを検索していて、ウィキペディアの底なし沼にはまることもあるでしょう。これからは、元のソースをそのまま表示したまま、フォロワータブで簡単にリンクを追うことができます。これらのケースすべてに共通しているのは、メインタブが「アンカー」となることです。まるでホームベースのように、自分が今どこにいるかを常に把握できるので、自由に探索できるというわけです。
タブを完璧にコントロールして管理できれば、この上ない満足感を味わえるでしょう。コンテンツを読んでいる時にリンクを無視する必要はもうありません。フォロワータブでリンクを開き、さっと目を通し、元のコンテンツをそのまま読み進めるだけです。
メールを細やかに改善
Vivaldi メールの利用者にとって、このリリースは待望のものでした。そして、まだ Vivaldi メールを試していない方にとっては、今こそ使い始める絶好の機会です。

今回の追加機能の目玉は、メール作成画面を独立したウィンドウで開けるようになったことです。受信トレイと並べて別のモニターで、あるいは長文を作成する際は全画面表示で、好きな方法でメールを作成できます。メールもレイアウトも、あなた次第です。
エディター内で、リッチテキストとプレーンテキストを 1 回の操作で切り替えられるようになりました。書式設定を色々と適用したメッセージでも、シンプルなメッセージでも、どちらにも簡単に切り替えることができます。また、メーリングリストのメモリ使用量が削減されたため、大容量の受信トレイを管理していても、動作がより軽快に感じられるようになります。
メーリングリストのハンドリングを大幅に改善したため、メーリングリストに投稿する場合でも、意識せずに適切な宛先に返信が届くようになりました。
また、選択したメッセージをディスクに保存するオプションを追加したことで、必要と思われるメッセージファイルのコピーを別の場所に保存できるようになりました。
ユーザーのためのブラウザ開発
規模に関係なく、アップデートごとに Vivaldi の独自性を強化しています。Vivaldi には、自身の利益になる機能を要求する投資家は存在しません。ユーザーのデータを収集したり、行動を追跡したりすることもありません。私たちは、ただユーザーのために役立つブラウザを開発し続けているだけです。ユーザーの選択、ワークフロー、そしてプライバシーの尊重を常に重視しています。
Vivaldi を気に入っていただけたなら、ぜひ周囲の方にも教えてあげてください。友人や同僚、ご家族が Vivaldi に乗り換えられるようサポートしてあげれば、きっと感謝されることでしょう。
デスクトップ版 Vivaldi 7.9 をご利用いただけます。
いつも Vivaldi コミュニティの一員でいてくださり、ありがとうございます。これからも、より良いウェブの実現に向けて、1つ1つのリリースを大切にしていきます。