Vivaldi は、より良いウェブの実現に向けて日々取り組んでいます。創業から 13 年間、私たちは一貫して「ユーザーを第一に考えるブラウザの開発」という使命を忘れたことは片時もありません。パワフルで、自分らしく利用できる、プライバシー重視のブラウザ。日々のブラウジングを楽しめる便利な機能が満載で、自分好みに合わせてカスタマイズでき、ユーザーを監視しないブラウザ。そんなブラウザを開発してきました。
今回のアップデートでは、そんな Vivaldi のメッセージをさらに具体化しました。今回追加した新機能は以下の通りです。
アドレスフィールドに組み込んだ電卓機能
プレゼント代を友人同士で割り勘にしたり、36 個入りと 72 個入りのどちらが安いか単価を出してみたり、2 人分のレシピの小麦粉の量を 3 人分に換算したり……。ブラウジング中に、さっと簡単な計算が必要になったことは誰にでもあるのではないでしょうか。
そんな時に使える、ローカルで動く電卓機能を新たに追加しました。URL 欄に直接入力して素早く、プライバシーを保ったまま計算を行うことができます。電卓アプリを立ち上げたり、新しいタブを開いたりする必要はありません。Enter キーを押すと、結果がクリップボードにコピーされるため、必要な場所に貼り付けることも簡単です。

これまでも、クイックコマンドメニューで、ローカルで計算を行うことが可能でした。今回、Vivaldi らしいアプローチとして新たな方法を提供し、ユーザーにとって使いやすい方法を選択できるようにしました。
アドレスフィールドで電卓を利用したくない場合には、設定 > アドレスバー > アドレスフィールドの候補 に移動し、「ローカルの電卓機能」のチェックを外してください。
暗算できそうな単純な計算にも、気軽にお使いください。アドレスフィールドで行った計算のプライバシーは、もちろん守られます。履歴を含め、どこにも保存されません。
PWA の判別が一目瞭然
プログレッシブ・ウェブ・アプリ(PWA)とは、端末にインストールして独立したアプリとして実行できるウェブサイトのことで、ドックに独自のアプリアイコンが表示され、タスクスイッチャーにも独自の項目が表示されます。これらはすべて、Vivaldi によって動作しています。
しかし、どのサイトが PWA として利用できるのか、どうやって見分ければよいのでしょうか? これまでは、PWA をインストールする手順はコンテキストメニューの奥深くに埋もれていました。今回のリリースでは、サイトが PWA を提供している場合、アドレスバーに「インストール」アイコンが表示されるため、簡単にインストールできるようになりました。

vivaldi://apps にアクセスすると、インストール済みのすべての PWA とその設定を確認できます。過去にインストールしてあったことを忘れてしまっていても、そのウェブページに戻ると、アドレスバーにアイコンが表示され、アプリで開くように促されます。
また、ストレージ容量を心配する必要もありません。実際にダウンロードされるのは、小さなマニフェストファイルとアイコンだけです。アプリ自体はウェブサーバー上で実行されます(作者がオフラインで動作するようにコーディングしている場合は、ブラウザ内で実行されます)。
Vivaldi は、ウェブの素晴らしさは、あらゆるデバイスや OS で動作する点にあると思っています。そして、アプリも同じように動作すべきだと考えています。ウェブとしての普遍的な領域を保ちつつ、ネイティブアプリのような見た目と操作感を提供する PWA は、まさにこの点を実現しています。
未来を垣間見る
長年にわたり、私たちは Vivaldi をあらゆるプラットフォーム(車でも!)で利用できるように、提供範囲を拡大してきました。しかし、どこでも Vivaldi を利用できるようにするためには、多くの場合、職場での使用許可を得ることが依然として障害となっていることも認識しています。
そこで、私たちのチームは法人向け Vivaldi の開発をスタートしました。これは、ビッグテック企業のブラウザに代わる真の選択肢となるもので、企業や公共機関から政府機関、学校に至るまで、あらゆる規模の組織を対象として構築しています。
現在、組織向けのポリシー管理とブラウザのカスタマイズ機能の実装に取り組んでいます。あなたにとって理想的な「法人向け Vivaldi」とはどのようなものですか? 皆さんからのフィードバックをもとに今後の開発の方向性を決定していきたいと考えています。
Vivaldi 8.2 も、これまで通り、ユーザーを第一に考えて開発しました。
いつも Vivaldi コミュニティの一員でいてくださり、ありがとうございます。今後もリリースごとに Vivaldi を向上していけるよう、共に取り組んでいきましょう。
更新履歴
Vivaldi 8.1 から 8.2 への更新履歴も、合わせてご参照ください。