Big in Japan

本日はVivaldi共同創設者である冨田龍起へのインタビューをご紹介します!

こんにちは。Hojoです。

本日はVivaldi共同創設者である冨田龍起へのインタビューをご紹介します!

Big in Japan

冨田龍起は2014年にJon von TetzchnerとVivaldiを共同設立しました。彼が考える、Vivaldiが日本で人気を博している理由とは?

「Jonと私はOperaで何年も一緒に仕事をしていました。私は中でも日本をはじめとするアジア諸国のビジネス担当でした。いつもJonを尊敬し、彼のビジョンに賛同していました。私たちはずっと良い関係であったと思います。」

JonがOperaを去った後、冨田はJonとはしばらく連絡を取っていませんでしたが、2013年のある日、二人はサンフランシスコで再会したのです。

「始まりはJonがサンフランシスコを訪問したときでした。私たちは再会し、現在の関心事、主にテクノロジーについて話し始めました。Jonと私の考え方は異なってはいるものの、互いに補いあっているんです。次第に、「一緒に何か新しいことをやってみないか?」と言う話をする様になったんです。それ以降、度重なる議論を通して、私たちはブラウザーという一つのアイデアに到達しました。」

冨田とJonは、Vivaldiのようなブラウザの必要性を見た。

「私は、多くの人々が、テクニカルユーザーが好む傾向のあるカスタマイズオプションや、高度な設定を必要としていると感じました。今まで誰もこれをやっていなかったし、実現する必要があると思ったんです。以前携わったことがあったので、これは個人的な挑戦でしたが、時代が変わったこと、テクノロジーも発展したことも知っていました。そこで私たちは自分たちに「もう一度挑戦してみようか?」と問いかけたんです。」

日本人にとってコミュニティーの感覚は重要

Vivaldiは2015年にベータ版を発表し、Jonと冨田の両方はすぐに日本のユーザーのVivaldiに対する関心がとても高いことが分かりました。日本はこの段階ですでに、非常に高い数字を持つ大きな市場でした。Vivaldiが2016年に安定版を発表したときの日本での反響はとても印象的でした。

「日本に行ってユーザーと話すとき、私はいつも多くの情熱を感じるんです。日本の人々は、Vivaldiをブラウザーとしてみるだけではなく、コミュニティーの感覚も持っています。私たちの使命が彼らの感覚と共鳴しているのだと感じています。彼らは、ムーブメントの一部になりたいんです。また、ブラウザー市場が、巨大なアメリカ企業達によってコントロールされてしまうことを望んではいません。この『弱小軍団』がそれらの企業と戦うのに助太刀が必要だと彼らは感じているんだ、という印象を受けました。」

冨田は、日本の技術界がこれまでにも多くの小規模のソフトウェアプロジェクトをサポートしてきたことを見てきましたが、それは単純に「ダビデとゴリアテ(小さな者が大きな者を倒す例え)」のケースではありません。

「プロジェクトは正しい哲学を持っていなければいけません。人々は、彼らがサポートしているものが良い人たち、つまり正しい人たちをサポートしているということを知る必要があるんです。」

Jon and Tatsuki during a meet-up in Japan.
JonとTatsukiの日本での会合の様子

カスタマイズ性が日本のユーザーにとっての鍵

冨田はいまなお、Vivaldiが得ている日本からの支援の数に驚いています。彼は、日本の人々はVivaldiが提供するカスタマイズが本当に好きだと思っています。

「Vivaldiが高度の設定が可能なブラウザーであることは、日本人にとっては非常に魅力的だと思っています。多くの人が、画面を分割しコンテンツを表示することができるタブタイリングやパネル機能が好きと言ってくれています。」

Vivaldiは、ブラウザーの使用状況を記録したり、ユーザーのデータを収集したりする設計にはなっていません。正確な数値はでていませんが、冨田が抱く日本のユーザーの印象は、多くのファンがゲームに精通しているということです。

「日本はゲーマーのサブカルチャーが非常に強い。ギークなコミュニティーですよね。サブカルチャーは非常に技術的である傾向があります。彼らはJonを尊敬しており、私たちが再びブラウザーを作っていることを嬉しく思ってくれているんです。」と語った。

日本人は一般的にテクノロジーの取り入れがとても早いですが、それは日本に限ったことではありませんよね。

「日本では、新しい技術を使っているからといって社会的に高く認知されるわけではありません。技術は多くの場所で見られるため、ただそれでかっこ良くなるわけではありません。ギークな人々は、社会の周縁にいる傾向があります。彼らの様な人々が集まるコミュニティーの中で、もし本当にクールで優れた技術的なものを他の人より早く発見・使用すれば、社会的なポイントを獲得できるかもしれません。しかし、これは小さなコミュニティーの中だけの話であって、日本社会全体では通じないのです。」

冨田は、Vivaldiの日本人のコミュニティーが今後の発展に期待を寄せています。

「Vivaldiをもっともっと広めてくれると嬉しいです。それと、今後もVivaldiをサポートし続けて欲しいです。他のブラウザーが持つUIは必要最低限のもので、それを使ってできることには限界があります。Vivaldiには無限の可能性が搭載されているし、ユーザーがそれを気に入ってくれているのを見るのが、私たちにとって何よりも嬉しいことです!」

Vivaldi
Hojo

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